ツール

inkscapeの基本的な使い方を紹介【回転・矢印・グラデーションなど】

inkscapeの基本的な使い方を紹介【回転・矢印・グラデーションなど】

ここでは、inkscape(インクスケープ)の基本的な使い方について紹介します。

 

inkscapeの「ダウンロード&インストール、起動時にある真ん中の四角い枠」については以下をご覧ください。

inkscape(インクスケープ) ダウンロード&インストール方法をわかりやすく解説【windows・macOS】
inkscape(インクスケープ) ダウンロード&インストール方法をわかりやすく解説【windows・macOS】inkscape(インクスケープ)は、無料の画像編集ソフトです。 有料ソフトの「Illustrator」と似たようなこともできるの...

 

この記事に書いてあること

・シェイプツールで図形(オブジェクト)を作る

・選択ツールでオブジェクトの編集をする

・オブジェクトに色を付ける

・テキストを入力する

よると
よると
inkscapeで頻繁に使う機会があると思われるボタンの使い方について紹介したいと思います。

起動画面に表示されているボタンとツールバー

 

inkscapeに表示されているツールバー

・編集ツール

・コマンドバー

・ツールコントロールバー

・ステータスバー

編集ツール

左側にある縦のツールバーはinkscapeの編集ツールです。

inkscapeの編集ツール

 

よると
よると
基本的に、ここのボタンを使ってイラストなどを作成していきます。

 

コマンドバー

ウィンドウの上部、メニューの下にはコマンドバーがあります。

inkscapeのコマンドバー

 

ツールコントロールバー

ツールコントロールバーは、各ツールの入力域を表示します。

inkscapeのツールコントロールバー

 

ステータスバー

ウィンドウの下にあるステータスバーは、作業に応じて「有用なヒント・メッセージ」が表示されます。

inkscapeのステータスバー

 

inkscapeの基本的な使い方

 

・シェイプツールで図形オブジェクトを作成する

・選択ツールで編集をする

 

1. シェイプツール(図形)

inkscapeの矩形ボタンinkscapeの3Dボックスツールinkscapeの円/弧ボタンinkscapeの星形ツールinkscapeのらせんツール

inkscapeでは、「矩形・円/弧・星形・螺旋」のオブジェクトを手軽に作ることができます。

ctrl+z」で、操作を元に戻す

Shift+ctrl+z」で、元に戻した操作をやり直す

 

図形をグループ化させる

オブジェクトは結合させると、1つのグループにできます。

inkxcapeのオブジェクトをグループ化させる

 

グループを作る

1つ以上のオブジェクトを選択(Shiftキー押しながらクリック)後、

Ctrl+G」で、グループを作成できます。

 

グループを解除する

Ctrl+U」で、グループを解除できます。

 

2.「選択ツール」

inkscapeの選択ツール

 

選択ツールで出来ること

選択ツールのショートカットキーは、「F1 or Space」です。

 

①.オブジェクトを「選択」する。

 

オブジェクトをクリックすると、オブジェクトの回りに8個のハンドル(矢印型)が表示され、選択状態になります。

inkscapeでオブジェクトを選択した状態

重なっているオブジェクトを選択するには、「Alt+クリック

・オブジェクトを複数選択するには、「Shife+クリック

 

②.オブジェクトを移動させる。

オブジェクトをドラッグ(クリック)したまま動かせば、好きな場所に置くことができます。

オブジェクトを移動させる

・上下左右の垂直方向へ移動させるには、「Shift+移動

・キーボードの矢印キーでも、オブジェクトを移動させることができる。

・「Alt+矢印」で、1pxごとに微調整することができる。

 

③. オブジェクトを変形させる。(回転・傾ける)

 

オブジェクトのハンドル(矢印の部分)をドラッグ(クリック)したまま動かせば、変形(拡大・縮小)させることができます。

オブジェクトを拡大・縮小させる

・「Ctrl+移動」で、縦横比を維持できる。

「>」拡大「<」縮小することができる。

・「ctrl+> , <」で、それぞれ元の200%,50%で拡大縮小することができる。

・「Alt」にすると、1pxごとに微調整することができる。

 

オブジェクトを2回クリックすると、ハンドル(矢印型)部分が変わります。

inkscapeのオブジェクトを2回クリックすると矢印が変わる

この状態のときに、角のハンドルを動かせば回転して、それ以外のハンドルを動かせば傾けることができます。

 

【回転】

・角のハンドルを動かすと回転します。

オブジェクトを回転させる

・「Ctrl+移動」で、15度ごとに回転する。

・キーボードの「[ , ]」でも、回転させることができる。

・「Ctrl+[ , ]」で、90度回転させることができる。

オブジェクトの中心にある十字マークを移動させると、回転の中心を変えることができます。

・「Alt+移動」で、1pxごとに微調整できる。

 

【傾ける(せん断)】

・角以外のハンドルを動かすと傾けることができます。

オブジェクトを傾ける

Ctrl+移動」で、変形を15度ごとに限定できる。

 

④. 数値を入力して正確なオブジェクトを作る。

 

選択ツールを選んだ状態のときに、コントロールバーの数値入力フィールドを利用して正確な座標(X,Y)と大きさ(幅,高さ)を入力することもできます。

数値を入力して正確なオブジェクトを作る

 

⑤.オブジェクトを複製する。

Ctrl+D」で、オブジェクトを複製することができます。

オブジェクトを複製する

複製したオブジェクトは重なっているので、移動させると2つにできます。

 

オブジェクトに色を付ける(フィル・ストローク)

 

よると
よると
オブジェクトには、色を付けることができます。

デフォルトだと単一色になっており、オブジェクト内部の色を「フィル」、オブジェクトの輪郭を「ストローク」と呼びます。

inkscapeのフィルとストローク

オブジェクトの内部と輪郭の色を変えるには「フィル/ストロークダイアログ」で調整をします。

フィル/ストロークダイアログ

Sfift+Ctrl+F」で、フィル/ストロークダイアログが開きます。

inkscapeのフィル/ストロークダイアログ

 

このダイアログには3つのタブがあります。

・フィルタブ:(内部の色)

・ストロークペイントタブ:(輪郭の色)

・ストロークスタイルタブ:

 

フィルタブ

 

オブジェクトのフィル(内部の塗り)を編集します。

inkxcapeのフィル

 

・タブの下にあるボタンで塗るパターンを変えることができます。

フィルの塗るパターンを変える

 

・さらに下にあるボタンは、カラーピッカー(カラー調整をどうやるか)になります。

inkscapeのカラーピッカーの選択
よると
よると
直感の操作でカラー調整できる「ホイール」が、私は使いやすかったです。

 

ストロークの塗り

 

ストローク(輪郭)の「色変更・透明度・輪郭消し」などの設定をすることができます。

inkscapeのストロークの塗り

 

ストロークスタイル

 

ストローク(輪郭)の「幅・線の種類・マーカー」などを設定することができます。

inkscapeのストロークスタイル

 

グラデーションツール

 

よると
よると
デフォルトだと、オブジェクトの色は単一色になっています。

「グラデーションツール」を使えば、オブジェクトにグラデーション(不透明から透明など)を付けることができます。

 

inkscapeのグラデーション

 

Ctrl+F1」でグラデーションツールに切り替えることができます。

切り替えてオブジェクトを選択すると、グラデーションハンドル(内部に線)が表示されるので、それを動かして調整していきます。

inkscapeのグラデーションハンドル

 

テキスト文字を入力する

inkscapeのテキストツール

inkscapeでは、長く複雑なテキストを入力することができます。

 

テキストツールを使うことで、以下のことができます。

・見出し
・バナー
・ロゴ
・図表
・注釈その他の小さなオブジェクト

 

テキストボタン or F8」でテキストツールにしてページをクリックすると、好きな場所にテキストを入力することができます。

inkscapeでテキストを書く

 

テキストとフォントダイアログ

Shift+Ctrl+T」で開くことができる「テキストとフォントダイアログ」で、テキストの詳細な設定ができます。

inkscapeのテキストとフォントダイアログ

ここのダイアログではフォント&フォントサイズの変更がメインになると思いますが、テキストタブも頻繁に使うと思います。

 

スペルチェック機能

テキストタブではテキストを入力する欄があり、そこで入力したテキストにはスペルチェック機能が付くので、キャンパス上で直接テキストを入力するより便利です。

inkscapeのテキストタブ&スペルチェック機能

文字間と行間の調整

テキストは「Alt+< , Alt+>」で、文字間隔を拡大・縮小することができます。

inkscapeで文字間と行間の調整

 

・文字と文字の間にカーソルを置き「Alt+矢印キー」で右側の文字を動かすと、一部の文字間を調整することもできます。

inkscapeで一部の文字間を調整

 

・「Alt+左 , Alt+右」で文字を水平方向にシフトすることができ、「Alt+上 , Alt+下」で文字を垂直方向へシフトすることもできます。

inkscapeで文字を水平・垂直方向へシフトする

「Ctrl+Alt+< , Ctrl+Alt+>」で、文字を1ピクセルごとに微調整することができます。

 

inkscapeの基本的な使い方【まとめ】

 

inkscapeで出来る基本的な使い方をまとめると、

・様々な形のオブジェクトを作成することができる。

・オブジェクトを変形、複製することができる。

・オブジェクトに好きな色を付けることができる。

・キャンパス上の好きな場所に、テキストを入力することができる。

 

よると
よると
今回紹介した基本的な使い方をマスターして、自分好みにイラストを作ってみて下さい!