今回で免許を更新するのは2回目なのですが、
お恥ずかしい事に、数年前に1度だけ違反行為をしてしまいました。(運転中の携帯保持)
そのため免許証の色が「ゴールド免許」から「ブルー免許」になってしまいました。
免許更新は「免許証の色(運転者区分)」によって、
・費用
・講習にかかる時間
・次回の免許更新をする期間
が変わります。
免許更新の「手続きの流れ」
受付時間は「午前 or 午後」のどちらかを選ぶことができます。
今の時期は感染症対策のため、入口付近に「消毒液とセルフ検温」がありました。
受付前は「ビニールシート?みたいな物」で覆われ、待合室と講習室では「座席を1つ飛ばして座る」ようになっており、講習中は「窓を開けて換気する」など、キチンと対策しているなと感じました。
大まかな手続きの流れは、
1.受付で「ハガキ」を渡すと、用紙が渡される。
2.「用紙に必要事項を記入」して、近くの電子機械で免許証が発行される時の「暗証番号(4桁)を2つ決める」と、レシートが発行される。
3.「用紙と暗証番号が書かれたレシート」を受付へ提出する。
4.免許証の「更新費用」を払う。
5.順番に部屋へ呼ばれて、「視力検査と写真撮影」をする。
6.優良運転者と一般運転者で部屋を分かれて「講習」を受ける。
7.講習後に「ハガキ・レシート(暗証番号)・新しい免許証」が渡される。
8.電子機械に免許証を置き、4桁の暗証番号2つを入力する。
9.終わり
※新しい免許証を貰って4桁の暗証番号を2つ入力する時に、3回間違えてしまうと面倒な事になってしまうので、注意して下さい。
(私の場合、近くの免許センターで更新できた所を3回間違う事によって「総合センター(大元?)まで行く羽目になる」みたいでした。)
免許更新できる「期間」
免許証の更新手続きができる期間は、「誕生日の前後1ヵ月間」です。
※期間内に免許証の更新ができなかった場合、免許証は使えなくなるので注意して下さい。
免許更新で「必要な物」
免許更新で私が必要だった物は、
・運転免許証
・送られてきた「運転免許証更新連絡書」のハガキ
・更新費用
この3つでした。
【人によって必要となる物】
- 眼鏡等
- 高齢者講習終了証明書
- 特定任意高齢者講習終了証明書
- 在留資格の書類等
免許更新の「費用」
免許更新にかかる費用は、
免許更新手数料 + 更新時講習手数料
となっています。
【2021年1月現在の費用】
【免許更新手数料】 | 2,500円 |
【講習区分】 | 【更新時講習手数料】 |
優良運転者 | 500円 |
一般運転者 | 800円 |
違反運転者 | 1,350円 |
初回更新者 | 1,350円 |
私は今回「一般運転者講習」を受けました。
かかった費用は、「2,500円+800円=3,300円」でした。
免許更新の「講習時間」
講習時間は、運転者の区分によって変わります。
【講習区分】 | 【講習時間】 |
優良運転者 | 30分 |
一般運転者 | 1時間 |
違反運転者 | 2時間 |
初回更新者 | 2時間 |
講習で「学んだこと・感想」
私は一般運転者講習を1時間受けました。
時間配分としては、
テキストを使っての講習 (30分)
ビデオ講習 (30分)
半々の時間でした。
講習で学んだこと
- 準中型自動車と「準中型免許」が新設された
- 75歳以上のドライバー対象制度が強化された
- 携帯電話などの「ながら運転」が厳罰化された
- 「あおり運転(妨害行為)」が罰則化された
- 標識の「横断禁止」文字が改正された
準中型自動車と「準中型免許」が新設
このように決まった原因は、
・貨物自動車による交通死亡事故の削減
・若年者の雇用促進
このためらしいです。
そのため、従来「普通免許」で運転できていた車の「重量や積載量」も変わりました。
【「普通免許」で運転できる車】
【普通免許】 | 【改正前】 | 【改正後】 |
「車両総重量」 | 5.0トン未満 | 3.5トン未満 |
「最大積載量」 | 3.0トン未満 | 2.0トン未満 |
「乗車定員」 | 10人以下 | 10人以下 |
・18歳以上であれば、普通免許を受けなくても「準中型免許」を取得できる。
・「準中型免許」では、「小型特殊自動車と原動機付自転車」も運転できる。
75歳以上のドライバー対象で制度が強化
【75歳以上のドライバーが免許を更新する場合】
更新期間満了日の6か月前に、
・認知機能検査
・高齢者講習
を受けなければ免許更新できません。
また、以下の対象者も特定の条件をクリアしなければ、免許更新をすることができません。
【「認知症のおそれありと判定された人」は、以下のどちらかを選択する。】
・臨時適性検査を受ける。
・主治医・専門医の診断書の提出。
【「規定の違反行為」をした時】
・認知機能検査 (場合によって、高齢者講習)
携帯電話などの「ながら運転」が厳罰化
主な厳罰化は、「罰則・違反点・反則金」の大幅な引き上げです。
【携帯を手に持ったり、注視した場合 (※カッコ内は改正前)】
「罰則」
6か月以下の懲役または10万円以下の罰金 (5万円以下の罰金)
「違反点」
3点 (1点)
「反則金」
- 大型:2,5000円 (7,000円)
- 普通:1,8000円 (6,000円)
- 二輪:1,5000円 (6,000円)
- 原付:1,2000円 (5,000円)
【携帯の使用や、カーナビ,テレビなどの画面を注視して、事故など「交通の危機」を生じさせた場合 (※カッコ内は改正前)】
「罰則」
1年以下の懲役または30万円以下の罰金 (3か月以下の懲役または5万円以下の罰金)
「違反点」
6点 (2点)
「反則金」
- 大型:罰則適用 (1,2000円)
- 普通:罰則適用 (9,000円)
- 二輪:罰則適用 (7,000円)
- 原付:罰則適用 (6,000円)
夕方の暗いときに携帯の着信で『誰かな?』と思って1~2秒携帯の方を見てしまい、ちょうど警察署の前を通っていた所、警官がいて捕まってしまいした。
これから、この様なことがないよう安全運転します…。
「あおり運転(妨害行為)」が罰則化
【あおり運転の違反内容】
- ①右側通行など (通行区分違反)
- ②不必要な急ブレーキ (急ブレーキ違反)
- ③前車への異常接近 (車間距離不保持)
- ④危険な進路変更 (進路変更禁止違反)
- ⑤左側からの追越しなど (追越し違反)
- ⑥夜間、ライトを上向き状態で他車と行き違ったり、他車の直後を進行 (減光等義務違反)
- ⑦クラクションの乱用 (警音器使用制限違反)
- ⑧幅寄せなど (安全運転義務違反)
- ⑨高速で最低速度以下で走行 (最低速度違反)
- ⑩高速で「停車や駐車」する (駐停車禁止場所等違反)
「罰則」:3年以下の懲役または50万円以下の罰金
「反則点」:25点
「罰則」:5年以下の懲役または100万円以下の罰金
「反則点」:35点
最近は以前ほど見かけなくなったので、この法律が抑制になっている?…。
標識の「横断禁止」文字が改正された
【出典:asahi.com】
【まとめ】運転免許を更新してきたので手続きの流れや感想
今回2回目の運転免許更新をしてきました。
まとめると、
免許証の色(運転者区分)によって変わること
- 費用
- 講習時間
- 次回更新期間
免許更新できる期間
- 誕生日の前後1ヵ月間
更新時に必要な物
- 運転免許証
- 更新ハガキ
- 費用
更新時の費用
「免許更新手数料」
- 2,500円
「更新時講習手数料」
- 優良運転者:500円
- 一般運転者:800円
- 違反運転者:1,350円
- 初回更新者:1,350円
講習時間
- 優良運転者:30分
- 一般運転者:1時間
- 違反運転者:2時間
- 初回更新者:2時間